祖父母の方へ
祖父母の方のために
祖父母の方もお孫さんが亡くなったことに対処するだけではなく、ご自身の子ども(亡くなった子どもの親)のことも気にかける立場にあります。
あなたのお孫さんが亡くなった場合、まずはあなた自身のグリーフを大切にしましょう。自分自身のグリーフに対処する際には、友人や身近な人に相談したり、話を聞いてもらったり、もしくはカウンセラーに相談したりすると良いでしょう。また、支援グループに参加したり、お孫さんとの思い出について書いたりすることが役立つ場合もあります。(グリーフについての詳細は、「グリーフについて」「親御さんへ」についても参考にされてください。)そして、あなた自身のグリーフだけではなく、あなたの子ども(子どもを亡くした親)のサポートを経験することもあるかもしれません。
お子さんを亡くしたことで悲しみに暮れる(グリーフを抱える)親御さん(あなたの子ども)をサポートする場合は、次のような内容が役立つことがあります。
- 息子さん娘さんが話を繰り返したとしても、常に聴く(否定も肯定もしない)
- 他にもお孫さん(きょうだい)がいる場合は、実際的な役割を手伝い(例:食事の世話、学校やや習い事の送迎、遊び相手等)、亡くなった子どものことを親御さんが思い出す(悲しむ)ことができる機会を提供する。
- 特別な日付(お孫さんの誕生日等)を記憶し、子どもを亡くした親の過ごし方を見守り、支援する。